その子らしく育つために ―保育所等訪問支援という選択―

保育所等訪問支援という選択

「保育所等訪問支援って、どんなことをするんですか?」

保護者の方から、よくいただく質問です。

えいところでは、お子さんが通っている保育園・幼稚園・認定こども園・学校を訪問し、お子さんが安心して過ごせる環境づくりのお手伝いをしています。

訪問支援というと、「困っていることを改善する」「集団に適応できるようにする」というイメージを持たれることがあります。

もちろん、それも大切なことです。

でも、私たちがもっと大切にしたいと思っていることがあります。

「適応」を目指すあまり、その子らしさまで失ってはいないだろうか。

そんな問いを、いつも心の中に持っています。

子どもたちは、一人ひとり感じ方も、考え方も、安心できる方法も違います。

だからこそ、「みんなと同じ」を目標にするのではなく、その子らしく安心して過ごせる方法を一緒に考えていきたいと思っています。

保育園や幼稚園では、担任の先生や加配の先生と。

学校では、担任の先生や特別支援教育コーディネーターの先生をはじめ、関係する先生方と。

子どもを真ん中に置きながら、「この子にとって今、何が必要だろう?」を一緒に考える時間を大切にしています。

子どもたちは、一日の多くの時間を園や学校で過ごします。

だからこそ、「頑張らせること」だけではなく、「安心して過ごせること」とのバランスがとても大切です。

少し環境を整えるだけで、表情がやわらいだり、自分から挑戦できたりすることも少なくありません。

訪問支援では、私たちは「答えを持っていく人」ではなく、「一緒に考える人」でありたいと思っています。

保護者の方のお話、先生方のお話、そして何より子どもたちの姿を丁寧につなぎ合わせながら、

「情報を整理すること」

「こんがらがったコミュニケーションを整えること」

「新しい見方や気づきを共有すること」

そんな調整役(コーディネーター)として関わっています。

子どもたちが、自分らしく、安心して毎日を過ごせるように。

そして、子どもを支える大人たちが同じ方向を向いて歩んでいけるように。

それが、えいところが大切にしている保育所等訪問支援です。

見方を変えると、味方になれる。

その想いを胸に、これからも子どもたちと、その子を支える皆さんに寄り添っていきたいと思います。