巣立ちの日を迎えるために、今できること
先日、えいところで「就労セミナー」を開催しました。
ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。
今回は、ジョブコーチを講師にお迎えし、「働くこと」をテーマに、お子さんとの関わり方や家庭で大切にしたいことについて学ぶ時間となりました。
セミナー終了後には、
「またぜひ開催してほしいです。」
というお声をたくさんいただき、とても嬉しく思いました。
ちょうど最近、えいところの軒先ではツバメの子どもたちが元気に飛び回っています。
まだ上手には飛べません。
何度も羽ばたき、少し飛んでは戻り、また挑戦する。
そんな姿を見ていると、「巣立ち」は、ある日突然やってくるものではないのだと感じます。
安心して戻れる巣があるからこそ、少しずつ飛ぶ練習ができる。
失敗しても、また挑戦できる。
その繰り返しが、本当の巣立ちにつながっていくのだと思います。
子どもたちの就労も同じではないでしょうか。
高校を卒業したから働ける。
18歳になったから自立できる。
そういうものではありません。
毎日の生活リズムを整えること。
人と挨拶を交わすこと。
困ったときに「助けて」と伝えられること。
相手の話を聞き、自分の思いを伝えること。
そんな一つひとつの積み重ねが、「働く力」の土台になっていきます。
そして、その土台は幼い頃から少しずつ育まれていくものです。
えいところでは、「今できること」を一つずつ積み重ねながら、子どもたちの未来につながる支援を大切にしています。
私たちが目指しているのは、「就職させること」ではありません。
子どもたちがその子らしく社会の中で生きていく力を、ご家族や園・学校、地域の皆さんと一緒に育てていくことです。
ツバメが安心して羽ばたく練習をするように、子どもたちにも安心して挑戦できる場所が必要です。
えいところが、そんな「安心して羽ばたく練習ができる場所」でありたい。
そう願いながら、これからも子どもたち一人ひとりの育ちを応援していきます。
ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。
そして、「また開催してほしい」という温かいお言葉を励みに、これからも保護者の皆さまと一緒に学び、考えられる機会をつくっていきたいと思います。
